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中古ドライバー、何を見ればいいの?
中古ショップに行くと、ドライバーがずらっと並んでいます。
5万円を超える比較的新しいモデルもあれば、
「え、こんな値段で買えるの?」
という昔のモデルもある。
見ているだけでも結構楽しいです。
ただ、初心者のころは困ります。
何を基準に選べばいいのか分からない。
メーカー?
発売年?
値段?
シャフト?
傷?
全部大切なのですが、中古ドライバーは**「安いから買う」だけだと失敗することがあります。**
例えば1万円台で欲しかったドライバーを発見。
これは安い。
ところがよく見ると、
「シャフトが重すぎる」
「9°で球が上がらない」
「クラブが短くカットされている」
なんてこともあります。
そこで今回は、中古ドライバーを買うときに最低限見ておきたいポイントを7つに絞りました。
ナギのひとこと

「中古ドライバーは宝探しみたいで楽しいよ!でも値段を見る前に、“自分が使えるスペックかな?”を確認してみよう!」
① まずロフト角を見る
中古ドライバーを見つけたら、最初に確認したいのがロフト角です。
よく見かけるのは、
9°
10.5°
あたり。
ここで、
「9°のほうが上級者っぽいし、飛びそう」
と選ぶ必要はありません。
ロフトが少なくなるほど、一般的には打ち出しを低くしやすくなります。
そのため、
「ドライバーがなかなか上がらない」
「低い球ばかり出る」
という人なら、無理にロフトの少ないモデルを選ばないほうがいいでしょう。
逆に球がかなり高く上がる人なら、違う選択肢もあります。
大切なのは数字の格好よさではなく、
自分の弾道に合っているか。
初心者なら10.5°前後も含めて探してみると、選択肢がかなり増えます。
② シャフトの「S・SR・R」だけ見ない
中古ドライバーでかなり重要なのがシャフトです。
商品名には、
○○ドライバー 10.5° S
などと書かれていることがあります。
そこで、
「自分は男だからS」
「初心者だからR」
と決めてしまうのはおすすめしません。
同じSでもシャフトによって、
重量も違えば、
しなり方も違います。
50g台のSと、60g台のS。
実際に振ると、かなり印象が違うことがあります。
そのためフレックスだけではなく、
シャフト重量も確認する。
ここは中古選びでかなり大切です。
ナギのワンポイント

「“Sだから硬い”“Rだから初心者向け”だけでは決められないよ。シャフト名と重量まで見てみよう!」
③ 純正シャフトなのか、リシャフトなのか
これも中古ならではです。
新品なら基本的にメーカーが用意した仕様から選びます。
でも中古では、前のオーナーがシャフトを交換していることがあります。
いわゆるリシャフト品です。
例えば、
ヘッドは欲しかったモデル。
しかも価格も安い。
ところが付いているのは、かなり重いアフターマーケットシャフト。
これでは自分に合わないかもしれません。
反対に、
「このシャフトが付いて、この値段?」
というお得な個体に出会うこともあります。
これが中古の面白いところ。
ヘッドだけで検索していた人も、慣れてきたらシャフトまで含めて一本のクラブとして見るようにすると、選び方が変わってきます。
④ クラブの長さを確認する
意外と見落としやすいのが長さです。
中古クラブは、前の所有者がシャフトをカットしている可能性があります。
また、リシャフトされている場合なども含め、必ずしも購入時の標準仕様と同じとは限りません。
そこで商品ページの、
クラブ長
も見ておきましょう。
特に、
「同じモデルなのに、なぜかこの1本だけ安い」
という場合。
価格だけで飛びつかず、スペック欄を一度確認してみてください。
中古クラブでは、
写真よりスペック欄のほうが重要なこともあります。
⑤ ヘッドの傷はどこまで気にする?
中古なので傷はあります。
ソールの擦り傷くらいなら、使っていればどうしても入ります。
個人的には多少のソール傷だけで候補から外す必要はないと思います。
一方、しっかり見ておきたいのが、
フェース
と
クラウン
です。
フェースについては、通常の打球痕なのか、それ以上の大きな傷や異常がないか。
クラウンは構えたときに見えるので、傷が気になる人には重要です。
ネットで買う場合は、できるだけ写真を拡大して確認しましょう。
中古ショップによっては傷の程度をランク表示しています。
ただし、ランクだけで判断せず、実物写真があるなら写真も見る。
これをおすすめします。
⑥ グリップも意外とお金がかかる
ヘッドもきれい。
シャフトも自分に合いそう。
価格も安い。
「これにしよう!」
……と、その前にグリップも見てみましょう。
長く使われたクラブだと、
表面がツルツル。
硬くなっている。
摩耗している。
という場合があります。
もちろんグリップは交換できます。
むしろ気に入った中古クラブなら、新しいグリップに交換して使うのもいいでしょう。
ただし、
購入価格+グリップ交換費用
で考えること。
例えば同じモデルが、
A:12,000円・グリップ交換が必要そう
B:14,000円・グリップ状態良好
なら、単純にAのほうがお得とは限りません。
中古は買った後に必要なお金まで考えると失敗しにくくなります。
⑦ 最後に価格を見る
ここが一番伝えたいところです。
中古ショップへ行くと、どうしても価格から見てしまいます。
私も見ます。
安いクラブって気になります。
でも、
「安い!」
↓
「買おう!」
ではなく、
モデル
↓
ロフト
↓
シャフト
↓
長さ
↓
状態
↓
価格
くらいの順番で見るほうがいいと思います。
3万円のドライバーが2万円になっているからお得なのではありません。
自分が使えそうなドライバーが2万円だからお得。
この違いは結構大きいです。
ナギの注意

「中古は“値引き額”だけで決めないでね!安くても自分に合わなければ、結局また買い替えることになるかも。」
発売年はどこまで気にする?
これは悩むところです。
1年前。
3年前。
5年前。
もっと前。
古くなれば価格は下がっていきます。
では、何年前までなら買っていいのか。
私は**「○年落ちまで」だけで線を引かなくてもいい**と思います。
古いクラブには古いクラブなりの魅力があります。
ただし、古くなるほど個体差には注意したいところ。
例えば同じ5年前のドライバーでも、
年に数回しか使われなかったものと、
何年間も練習場とコースで使われたもの。
状態は当然違います。
発売年を見る。
でも、それだけで判断しない。
その1本の状態を見る。
中古ではこちらのほうが重要になってきます。
「名器」という言葉には少し注意
中古ドライバーを調べていると、
「歴代最高」
「名器」
「今でも飛ぶ」
という言葉をよく見かけます。
こういうクラブ、気になりますよね。
私も気になります。
でも、
名器=自分にも合う
ではありません。
評判のいいヘッドでも、ロフトやシャフトが合わなければ振りにくい。
反対にネットではそれほど話題にならなかったモデルが、自分には妙に打ちやすいこともあります。
中古クラブは口コミを参考にしつつ、
最後は自分との相性。
できれば試打して判断したいところです。
中古だから面白い「少し前の人気モデル」
中古ドライバーの楽しさは、安さだけではありません。
少し前に欲しかったクラブ。
当時は高くて買えなかったクラブ。
昔使ってみたかったクラブ。
そういうモデルを今になって探せます。
例えばコブラなら、
AEROJET
LTDx
そしてさらに遡って、
KING F9 SPEEDBACK
まで探す。
これだけでも結構楽しめます。
この3モデルについては、別記事で詳しく紹介しています。
→「コブラの中古ドライバーがおすすめ!AEROJET・LTDx・F9を狙ってみよう」
中古と新品、価格差が小さいなら?
これも重要です。
例えば欲しいモデルの中古が4万円。
新品が4万5,000円。
この場合、
「中古だからお得」
とは限りません。
新品との価格差が小さいなら、
保証。
状態。
付属品。
グリップの消耗。
こうした部分まで含めて比較します。
逆に新品ではもう販売されていないモデルなら、中古で探す意味は大きくなります。
つまり、
中古を買うこと自体が目的ではない。
自分が欲しいクラブを、納得できる条件で買う。
これが一番です。
ネットで中古ドライバーを買っても大丈夫?
ネット購入には大きなメリットがあります。
選択肢が圧倒的に多いこと。
同じドライバーでも、
9°。
10.5°。
S。
SR。
R。
純正シャフト。
カスタムシャフト。
さまざまな個体を探せます。
一方でデメリットは、
実際に構えたり振ったりできないこと。
そのため初心者ほど、
一度実店舗で似たモデルを試打してからネットで探す方法もあります。
ネットだけで購入するなら、
写真
スペック
傷の説明
付属品
ショップの保証・返品条件
などをよく確認しましょう。
初心者なら「やさしいヘッド+無理なく振れるシャフト」
初心者向けというと、
「とにかく柔らかいシャフト」
と思われることがあります。
でも体格もスイングも人それぞれです。
大切なのは、
無理なく振れること。
そしてヘッドについても、
上級者向けの低スピンモデルに憧れて無理に選ぶ必要はありません。
多少打点がズレても極端に結果が変わりにくいモデルのほうが、ゴルフを始めたばかりの時期には扱いやすいことがあります。
迷ったら、以前紹介した**「ドライバーの選び方」**の記事も。
中古でも新品でも、基本的な選び方は共通しています。
中古ショップで実際にやってみよう
次に中古ショップへ行ったら、いきなり買わなくて大丈夫です。
まず気になるドライバーを3本探してみてください。
そしてスマホのメモに、
モデル名
ロフト
シャフト名
重量帯
フレックス
長さ
価格
を書いてみる。
これだけ。
3本並べると、
「あれ?安いと思ったけどシャフトが違う」
「こっちのほうが少し高いけど状態がいい」
などが見えてきます。
ここまで来ると、中古クラブ選びが一気に面白くなります。
ナギのチャレンジ

「気になる中古ドライバーを3本見つけよう!今日は買わなくてもOK。ロフト・シャフト・長さ・状態・価格を比べてみてね!」
まとめ|中古ドライバーは「安い一本」ではなく「合う一本」を探そう
中古ドライバーを見るときに確認したいのは、
ロフト角、シャフトのフレックス、シャフト重量、純正かリシャフトか、クラブの長さ、ヘッドやグリップの状態、そして価格。
たくさんあります。
最初は面倒に感じるかもしれません。
でも慣れると、
「このシャフト付きでこの値段なら面白いな」
という見方ができるようになります。
そうなると中古ショップは、単に安いクラブを買う場所ではなくなります。
新品ではもう買えないクラブを探したり。
昔欲しかったモデルを見つけたり。
思わぬスペックに出会ったり。
それも中古クラブの楽しさです。
だから最初から「絶対これ」と決めすぎなくてもいい。
何本か見比べて、
自分が使ってみたいと思える一本を探してみてください。
ナギのまとめ

「中古ドライバー選びで大事なのは“安いかどうか”だけじゃないよ!ロフト・シャフト・長さ・状態を見比べて、自分に合いそうな一本を探そう!」



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