ゴルフを始めたら、スイングより先に覚えておきたいのが**グリップ(クラブの握り方)**です。
グリップは、ゴルファーとクラブが直接つながる部分。
握り方が毎回違っていると、同じように振ったつもりでもフェースの向きが変わり、ボールが左右に曲がる原因になることがあります。
初心者はまず、
「左手を握る → 右手を添える → 力を入れすぎない」
この3つから覚えていきましょう。

🏌️♀️ ナギのワンポイント!
「最初から完璧じゃなくて大丈夫です。まずは“毎回同じように握ること”を目標にしましょう。」
ゴルフのグリップはまず左手から
※この記事では右打ちを基準に説明します。左打ちの場合は左右を逆に考えてください。
まず左手でクラブを持ちます。
初心者にありがちなのが、グリップを手のひらの中央に置いてギュッと握ってしまうことです。
基本的には、左手の指の付け根付近から小指側へ、グリップが斜めに通るように持ちます。
そして、
小指 → 薬指 → 中指
を中心に、指で包み込むように握ってみましょう。
「手のひらで握る」というより、指を使ってクラブを支えるイメージです。
左手のこぶしを確認しよう
左手を握ったら、アドレスした状態で左手を確認します。
ひとつの目安になるのが、左手のこぶし(ナックル)が何個見えるかです。
一般的には、
左手のこぶしが2~3個程度見える
状態を基本の目安にできます。
ただし、必ず2個でなければダメ、3個なら正解、という意味ではありません。
手の大きさや指の長さ、グリップの太さなどによって見え方は変わります。
大切なのは、毎回ほぼ同じ見え方になることです。

🤔 ナギの疑問解決
「こぶしが絶対に2個見えないとダメ?」
→ いいえ。2~3個はあくまで目安です。
数だけにこだわるより、同じ位置で握れることを優先しましょう。
左手の親指はどこに置く?
左手を握ったら、親指の位置も確認します。
親指をグリップの真上に長く伸ばすのではなく、基本的にはグリップ中央よりやや右側に自然に置きます。
ここでも重要なのは、親指でクラブを強く押さえつけないこと。
自然にグリップに沿わせるイメージで十分です。
次に右手を添える
左手が決まったら、右手を添えます。
ここで初心者が注意したいのが、
右手でクラブを握り直さないこと。
右手は、すでにできている左手のグリップに自然に重ねるイメージです。
右手の生命線付近で左手の親指を包み込むようにすると、左右の手がまとまりやすくなります。

⚠️ ナギの注意!
「右手だけでクラブを操作しようとすると、余計な力が入りやすくなります。」
左右の手がバラバラではなく、両手がひとつになってクラブを持っている感覚を目指しましょう。
右手の「V字」もチェック
右手を握ったら、
右手の親指と人差し指の間
を見てみましょう。
ここに「V」のような形ができます。
基本的なグリップでは、このV字が右肩付近を向く状態をひとつの目安にできます。
ただし、ここでもV字の方向だけを無理に合わせる必要はありません。
左手→右手と自然に握った結果として確認する程度でOKです。
左右の手のつなぎ方は3種類
代表的なグリップには、次の3種類があります。
| 種類 | 握り方 | 特徴 |
|---|---|---|
| オーバーラッピング | 右手小指を左手人差し指付近に乗せる | 一般的なタイプ |
| インターロッキング | 右手小指と左手人差し指を絡ませる | 両手を一体化しやすい |
| ベースボール | 10本の指で握る | 初心者でも握りやすい |
「初心者だから絶対にこのグリップ」というものではありません。
実際に握り比べて、違和感が少なくクラブを振りやすいものを選びましょう。
グリップは強く握りすぎない
握り方と同じくらい重要なのが握る強さです。
初心者はクラブが抜けないように、
ギューッ!
と握ってしまいがちです。
しかし、必要以上に握ると手だけでなく、前腕や肩まで力みやすくなります。
感覚的には10段階で3~4程度をひとつのイメージにしてみましょう。
これは厳密な数字ではありません。
クラブを安定して保持できる範囲で、余計な力を抜くことが目的です。

💡 ナギのワンポイント!
「飛ばしたいときほど力が入りがちです。グリップまで力んでいないか確認してみましょう。」
スライスする人もグリップを確認しよう
初心者に多い悩みのひとつが、右打ちの場合にボールが右へ曲がっていくスライスです。
ただし、
「スライス=グリップが悪い」
とは限りません。
スイング軌道やフェース向きなど、さまざまな原因があります。
そのうえで、
- 左手が極端な向きになっていないか
- 右手に力が入りすぎていないか
- 手のひら中心で握っていないか
- 毎回違う位置で握っていないか
を確認してみましょう。
ミスが出るたびにグリップを変えるより、まずは基準となるグリップを作ることが大切です。
自宅でできるグリップ練習
グリップはボールを打たなくても練習できます。
クラブを1本用意して、
左手を握る
↓
こぶしを確認
↓
右手を添える
↓
V字を確認
↓
一度クラブから手を離す
↓
もう一度握る
これを繰り返してみましょう。
10回握って10回ともほぼ同じ形になれば、かなり再現性が高くなっています。
スマートフォンで手元を撮影しておき、毎回比較する方法もおすすめです。
まとめ|「正しい形」より先に「同じ形」を作ろう
初心者がまず覚えておきたいポイントは、
✓ 左手から握る
✓ 指を中心に握る
✓ 左手のこぶしは2~3個を目安にする
✓ 右手は左手に自然に添える
✓ 左右の手を一体化させる
✓ 強く握りすぎない
✓ 毎回同じ位置で握る
この7つです。
ゴルフには体格やスイングによる個人差があります。
そのため、細かい形だけを「絶対の正解」と考えるより、初心者の段階では再現性のあるグリップを作ることを意識してみましょう。

😊 ナギのまとめ!
「グリップは毎ショット使います。最初に基本を覚えておけば、これからの練習がずっと楽になりますよ。」


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